暇つぶし読書記録③
『大地のゲーム』
こんにちは😄masakaです♡
綿谷りさはよく読んでいます。
年齢も割と近い所為か?『インストール』で文藝賞、『蹴りたい背中』芥川賞を受賞したときに、本人可愛いし、文章も特殊で、且つ全力だし、ファンになりました。
いつも、変わった女の子が主人公のイメージがありますが、場面設定?には、果敢に挑戦していますので、そこも魅力です。
で、今回読んだのは…、
『大地のゲーム』
masaka評価 ★★☆☆☆
◆21世紀終盤の大学キャンパスが舞台。巨大地震に見舞われた首都で、大学構内に暮らす学生の1人である主人公。そして、周りからの期待を一身に集める学生運動グループの“リーダー”。
大好きな綿矢りさだが、これはいまいち。
学生運動?地震?新しいところにトライした作品だが、わかりにくいし、キャラクターの魅力もない。
…評価が低かったので、
他の作品も紹介。
◆『私をくいとめて』は★★★☆☆( 3.5かな?)頭の中の『A』と対話する(漫画、『脳内ポイズンベリー』を思い出す📚)おひとりさまを満喫する主人公みつ子。
個人的には、ラストは違う展開を期待した。
表紙も好き嫌いかも知れないが、あまり合っていない気がする。
話としては、ありがちな設定ではあるが、テンポ良く展開していくので、読みやすい。
◆1番好きなのは、
『勝手にふるえてろ』。★★★★★
恋愛経験のない26歳OL 江藤良香(ヨシカ)の、賞味期限切れの片思い(イチ)と、好きでもない彼氏?( 二)へ気持ちには共感してしまう。イチへの切ない思いや、二への苛立ち。
付箋のくだりが好き。
そして、展開が進むにつれ、暴走していくヨシカを笑いつつも、愛しいと思ってしまう。
あ、ハードカバーの表紙の方が好き。